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【野球】上原浩治が語る日本製硬式球の質 世界を経験したレジェンドが提言

今季は巨人でプレーした元メジャーリーガーの上原浩治
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 世界を経験したからこそ思うことがある-。今年3月に日本球界に復帰し、新たに背番号11を身にまとい古巣・巨人でプレー。現在、左膝クリーニング手術を受けて来季完全復活を目指す上原浩治投手(43)が、シーズン中に野球で使用する“ボール”に対して、とある意見を述べていた。

 「日本やメジャー、世界大会を経験しましたけど、いつかは世界共通のボールでプレーできたらいいよね」

 99年の入団以来、背番号19を身に着け、巨人のエースとして活躍。アマチュア時代を含め6度、日本代表のユニホームに袖を通して戦い、メジャーではボストン・レッドソックス在籍時にワールドシリーズで胴上げ投手となった。

 10年の時を経て、日本球界復帰。11年から導入(実施)された“NPB統一球”との向き合い方が注目されていたが「改めて投げていて感じたことは、日本の球の質が最高だということ。海外の球よりも滑りにくい印象がありますよね」。数々の戦をこなしてきた右腕も折り紙付きの品質の高さだった。

 数々の選手がメジャー挑戦時や国際大会で使用するボールの滑りやすさに悩まされたケースは多い。上原も「(MLB球は)握る強さが大事」と話す。投げる感覚に異なりが生まれると、体の使い方も必然的に変化する。細かな制球が難しくなるとともにケガをする可能性も生じてくる。

 “統一球”が完全なる“世界統一球”となれば、このケースでの故障のリスクを確実に滅することができるので、プラスの要因も大きくなるだろう。

 現在は、米国でケガのリハビリに充てる時間に費やしている上原。来季のプレーが決まると球界最年長の44歳で、21年目のシーズンを迎えることになる。「日本の球の質は最高」と口にしたレジェンドの投球をファンは心待ちにしているに違いない。“雑草魂”を胸に、もう一度マウンドから最高の球を投げ込む姿を-。(デイリースポーツ・関谷文哉)

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