デイリースポーツ記者が見た 中学生らしからぬ玉井陸斗が垣間見せた中学生らしさ
「東京五輪・飛び込み男子高飛び込み・決勝」(7日、東京アクアティクスセンター)
男子高飛び込み決勝で、14歳の玉井陸斗(JSS宝塚)は431・95点の7位だった。5本目の演技で入水が乱れ点数が伸びなかったが、他の演技はしっかりとまとめ、2000年シドニー五輪5位の寺内健以来21年ぶりの入賞を果たした。午前の準決勝を8位で通過し、決勝は順位を一つ上げた。前回のリオデジャネイロ五輪では板飛び込みを制した曹縁(中国)が582・35点で優勝した。
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時々玉井が14歳の中学生であることを忘れそうになる。受け答えがハキハキしているし、聡明(そうめい)で自分の考えをしっかりと持っているからだ。
この日もそうだったが、この若さで言い訳をしないことに驚かされる。うれしい、悔しいなどの感情が前に出て「だって」を繰り返していた自分が恥ずかしい。でも正直、中学生ならそんなもんだと思う(これもまた言い訳ですね)。そして「前向きな失敗」ができ、それを受け止められることも、本当にすごいと思う。
取材の最後、夏休みの宿題について問われた玉井のバツの悪そうな顔を見て、中学生らしさを垣間見た。
が、「1学期は全然学校に行けてなくて。宿題はできないって先生に言ってあります」。夏休みの宿題はやった方がいい気がするが、はっきり先生に「できない」と言える中学生…。やっぱり恐るべし。(デイリースポーツ水泳担当・國島紗希)
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