銀メダリスト本多灯とは 名前に込められた思いは「周りを明るく照らす存在に」

 「東京五輪・競泳男子200メートルバタフライ・決勝」(28日、東京アクアティクスセンター)

 19歳の本多灯(アリーナつきみ野SC)は1分53秒72で、銀メダルを獲得した。前半の100メートルは4番手でターン。終盤の追い上げで順位を上げ、右手で力強くガッツポーズした。「決勝は楽しむしかないなと。プレッシャーもなく泳ぐことができた。必死に泳いでいたので自分が何番か分からなかったけど、タッチして、見て、2位だ!53秒だ!と思って。うれしくてガッツポーズしました」と喜びを口にした。

 ◆本多灯(ほんだ・ともる) 周りを明るく照らす存在になってほしいと名付けられた。「名前からして結構明るい性格だと思ってるので、レースでも見せつけて、名前通りに明るく、日本中を沸かせたい」

 ◆生まれ 2001年12月31日 神奈川県横浜市出身。横浜市立二つ橋小、鶴見大学付属中、日本大学藤沢高現在は日大在学中。

 ◆競技 幼稚園の時、兄がきっかけで水泳を始める。「幼稚園ぐらいから、ずっとオリンピック!金メダルと口走ってた。幼稚園のころはどんな大会か知らなかったけど、一番でかいと思っていたので。そのときは無謀だったけど、ずっと五輪と言ってきた」。

 200メートルバタフライでは19年世界ジュニア選手権で銀メダル。このとき初めて「オリンピックに出られるんじゃないかと、できる位置に来たという自信がついた」。20年、21年日本選手権優勝。

 ◆5大会連続表彰台 男子200メートルバタフライは、04年アテネ五輪で山本貴司が銀メダル、08年北京、12年ロンドン五輪で松田丈志が銅メダル、16年リオ五輪は坂井聖人が銀メダルと、4大会連続で日本勢が表彰台を獲得した。本多もその系譜を継いだ。

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