4717日ぶり五輪の上野「いいスタートが切れたんじゃないかと」好投で快勝

 開幕戦に先発した上野由岐子(撮影・堀内翔)
 2回、力投する上野由岐子(撮影・堀内翔)
試合後に上野由岐子にインタビューする小倉智昭氏(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・ソフトボール・1次リーグ、日本8-1オーストラリア」(21日、福島県営あづま球場)

 開会式(23日)や他の競技に先立って、ソフトボールが開幕した。日本は2ラン3本などで大きくリードし、五回コールドで白星発進を決めた。先発した2008年の北京五輪で金メダルを獲得した際も中心だった上野由岐子(38)=ビッグカメラ高崎。北京五輪の決勝、2008年8月21日の米国戦以来、約13年、4717日ぶりとなる五輪の初戦は、4回1/3を投げ1失点で勝利に貢献した。

 初回、先頭打者を投手への内野安打で出すと、三飛で1死後、四球と相手選手のユニホームにかする死球で満塁にしてしまう。続くフォーキンの打席で、カウント1-2からの投球がフォーキンの右手首付近に当たる押し出し死球になった。しかし、続く打者をこの試合最初の三振に斬ると、なおも満塁の場面は投ゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。

 初回に山本のタイムリーですぐ追いつくと、三回2死2塁で左越えに内藤が勝ち越し2ラン。四回には藤田が左越えに2ランを放つなどしてリードをひろげ、五回に山本が中越えに2ランを放ち、この一発で8-1のコールド勝ちを決めた。

 試合後、NHKによるインタビューに応じた上野は、先に失点したことを踏まえて「立ち上がり、なんだろう、丁寧にいきすぎてボール先行して失点してしまったのが、正直、悔しかったというか。もっと大胆にいっても大丈夫だったのに、と反省しきりですけど」と振り返った。自身が切り替えて好投したこと、また初回にすぐ同点に追いついた上で3本塁打でコールド勝ちしたことには、「今日の試合は本当、いいスタートが切れたんじゃないかなと思っています」と語った。

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