美帆、総合首位で４年後へ再スタート
2014年1月12日
「スピードスケート世界選手権アジア地区予選会・第１日」（１１日、ハイランドスポーツセンター）
男女各２種目が行われ、女子はソチ五輪出場を逃した高木美帆（１９）＝日体大＝が５００メートルで１位、３０００メートルで２位となり、８５・２９６点で総合首位に立った。五輪代表勢では藤村祥子（宝来中央歯科）が総合６位。穂積雅子（ダイチ）は５００メートルで失格し、３０００メートルは１位だった。男子総合で五輪代表のウィリアムソン師円（山形中央高）は６位。男子３、女子５の世界選手権出場枠を争い、１２日に男女とも残り２種目が行われる。
女子で首位に立った高木は最初の５００メートルで１位となり、３０００メートルは２位に滑り込んだ。昨年末の五輪代表選考会で振るわず落選したが、「そんなに悲観的にはなっていない」という。９日までの日本学生氷上競技選手権、そして今大会と落ち込む暇もなくレースを重ね、４年後に向けて走り始めている。「最終日も気持ちを切らさず、滑りきりたい」と誓った。
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