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葛西４年後金メダルへ脱レジェンド指令

2014年2月20日

銅メダルを手にする（右から）葛西紀明、伊東大貴、竹内択、清水礼留飛（撮影・飯室逸平）

　銅メダルを手にする（右から）葛西紀明、伊東大貴、竹内択、清水礼留飛（撮影・飯室逸平）

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　難病のチャーグ・ストラウス症候群を患いながら戦った竹内、最年少の清水の若手２人も、竹内が「ずっと頼ってるわけにはいかない。次回は僕たちが引っ張っていく」と話せば、清水も「頼るのではなく、自分もレベルアップして五輪に臨みたい」と“独り立ち”を誓った。

　もちろん、葛西自身も簡単にエースの座を明け渡すつもりはない。４５歳となる１８年平昌五輪に向けて「メダルは色んな思いが詰まっているから、重いです。でも（個人戦の）銀、銅ときて、金がまだない。個人でも団体でもそれを目指していく」と、力強く言い切った。

　１９日にソチを離れ、２０日に日本へ帰国する。ただ、またすぐにＷ杯遠征に出発する予定だ。“生ける伝説”となった男の物語はまだまだ続いていく。

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