佐藤駿びっくり!「幻かなと」涙、涙の銅メダル!マリニンがまさかの大失速 銀メダルの鍵山と抱擁

 「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート男子・フリー」(13日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 男子フリーが行われ、五輪初出場の佐藤駿(22)=エームサービス・明大=は銅メダルを獲得した。フリー186・20点、合計274・90点をマーク。SP首位のイリア・マリニン(21)=米国=がまさかの大失速で、3位に入った。

 場内が騒然となった。王者マリニンが、ジャンプミス連発でフリー15位と大失速。合計264・49点でまさかの8位に終わった。順位が確定すると、佐藤は驚きの表情。目から涙があふれ、銀メダルの鍵山優真(22)=オリエンタルバイオ・中京大=と抱擁した。

 表彰式後も「幻かなと思っている」と笑顔。「嬉しいですし、今まで通りの構成で滑れて良かった。団体戦より動けてなかったが、団体戦の結果がフリーにつながったかなと思います。人生において、最高の経験」とうなずいた。

 佐藤はフリー「火の鳥」にのって冒頭の4回転ルッツに成功。続くトリプルアクセルからの3連続も決めると、4回転トーループ-3回転トーループも決めた。後半も安定してジャンプをまとめ、終盤の3回転ルッツこそ乱れたが、こん身の演技をみせて、笑顔も浮かんだ。

 9日の団体では、最後の切り札としてフリーに出場。米国とは同点で、直前のイリア・マリニン(米国)は200点超え。とんでもない重圧の中、自己ベスト更新の完璧な演技を披露した。だが、マリニンには及ばず金メダルを逃すと、悔し涙が止まらず。それでも「自分のやるべきことは最大限やることができた」と手応えを胸に、個人戦に臨んでいた。

 念願の五輪舞台だった。4年前の北京五輪は、左肩の脱臼のため出場できず。「自分も早く滑りたい」とじれったさを覚えながら、テレビで見ていた。ようやくかなった夢の舞台で当時の思いをぶつけた。

 ◆佐藤駿(さとう・しゅん)2004年2月6日、仙台市出身。5歳で競技を始め、同じ仙台市出身でかつて一緒のリンクで練習していた羽生結弦さんが憧れ。19年ジュニアGPファイナル王者。24年四大陸選手権2位。昨季はGPシリーズで初優勝し、ファイナルは3位。初出場の世界選手権は6位。今季はGP中国杯で2連覇した。ファイナルは銅メダル。全日本選手権は2位。埼玉栄高から明大に進学した。162センチ。

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