【本田武史氏の視点】鍵山、跳び急いだ3回転半 力んだ佐藤、三浦はフリーで挽回を
「ミラノ・コルティナ五輪、フィギュアスケート・男子SP」(10日、ミラノ・アイススケートアリーナ)
男子ショートプログラム(SP)で前回北京冬季五輪銀メダルの鍵山優真(22)=オリエンタルバイオ・中京大=が103・07点で2位につけた。世界選手権2連覇中のマリニン(21)=米国=が108・16点で首位。佐藤駿(エームサービス・明大)は9位、三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は22位と出遅れた。13日のフリーでは、鍵山は封印してきた4回転フリップを投入し、逆転の金メダルを狙う。
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鍵山は跳び急いだように見えたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷が乱れても、SPで100点を超えた。表現面を示す演技点に加え、アクセル以外の要素で大きな加点をもらった。出来栄えで最高評価「5」のステップは、とても速いテンポの中でも細かくエッジワークを行い、移動距離も長い。素晴らしかった。
ジャンプは踏み切りから着氷までに幅と高さがあり、うまく制御されている。フリーは4回転フリップを跳ぶようで、新たなジャンプを入れてどうなるかが見どころだ。
佐藤は4回転トーループで力みが出て回り過ぎたが、大きく崩れることはなかった。今季の前半戦よりも、滑っている最中に目線が下がることが少なくなった。内側から出ている自信が見えた。三浦は4回転サルコーが2回転になった場面で踏み切りがうまくいかなかった。これも経験。フリーで挽回してほしい。
マリニンは一個一個のジャンプを丁寧にやっていた。ミスが出た団体SPから細かい修正ができるのが彼の強さ。フリーまで珍しい中2日。オンとオフをしっかり切り替えられるかも鍵になる。(ソルトレークシティー冬季五輪男子4位)
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