スノボ新種目、決勝2回目を終え岩渕4位、藤森6位、鬼塚7位 メダルかけ3回目へ

 女子ビッグエア決勝 鬼塚雅の高いジャンプ=平昌(共同)
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 「平昌五輪・スノーボード女子ビッグエア・決勝」(22日、アルペンシア・ジャンプセンター)

 4度目の五輪出場となった藤森由香(アルビレックス新潟)は、11番目に滑走。決勝1回目、横2回転半「バックサイド900」を決め、82・25。両手を突き上げ、喜びを表現した。2回目は「フロントサイドダブルアンダーリップ900」で着地が乱れて40・50。6位に順位を下げた。

 16歳の岩渕麗楽(キララクエストク)は10番目にスタート。1回目に精度の高い2回転半「キャブ900」を成功させ、79・75。上々の得点に、笑顔で手を振り歓声に応えた。2回目は大技「バックサイドダブルコーク1080」に挑んだが着地で手をつき、惜しくも成功ならず。67・75と得点が伸びなかった。

 日本の鬼塚雅(星野リゾート)は6番目に滑走。1回目は「キャブ900」を決め、78・75をマークした。2回目は大技「バックサイドダブル1080」に果敢にチャレンジしたが、着地が乱れて39・75。

 予選では藤森が2位、岩渕が3位、鬼塚が7位で決勝進出。初代女王の座をかけて、大一番に臨んだ。

 ビッグエアはひとつの大きなジャンプ台を飛び、フリップや回転技などを披露して得点を競う。決勝では3回演技し、高得点2つの合算で順位が決定する。当初決勝は23日に予定されていたが、悪天候が予想されたため一日前倒しとなった。

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