沙羅、笑顔の銅メダル 4位に沈んだソチから4年…成長の証し

2回目の飛躍を終え、ガッツポーズする高梨沙羅=平昌(共同)
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 「平昌五輪・スキージャンプ女子ノーマルヒル」(12日、アルペンシア・ジャンプセンター)

 ソチ五輪4位で雪辱のメダルを目指した高梨沙羅(21)=クラレ=は1本目103・5メートル、2本目は103・5メートルの大ジャンプで合計243・8ポイントとなり銅メダルを獲得した。ライバルのマーレン・ルンビ(23)=ノルウェー=が264・6ポイント(105・5、110・0メートル)で金メダルに輝いた。

 4年前ソチで絶対的な金メダル候補に挙げられながら4位に沈んだ高梨。今大会では今季W杯未勝利と苦しみ、4年前とは異なるプレッシャーを感じての跳躍となった。

 10日に行われた男子ノーマルヒル同様、強風で何度も競技が中断する悪条件での戦い。その中でも集中を乱すことなく、1本目に103・5メートルの大ジャンプで決めると、2本目も同じく103・5メートルでそろえてガッツポーズを見せた。

 目指す金メダルには届かなかったが、これ以上ない“沙羅スマイル”を浮かべ、4年前立つことのできなかった表彰台に飛び乗った。

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