レジェンド葛西紀明、旗手の大役を務める 高梨沙羅らが行進

 平昌冬季五輪の開会式で、旗手の葛西紀明(右端)を先頭に入場行進する日本選手団=9日(共同)
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 「平昌五輪・開会式」(9日、平昌五輪スタジアム)

 日本は62番目に行進した。8日の男子ノーマルヒル予選を20位で通過した葛西紀明(45)=土屋ホーム=が、旗手を務めた。8日の競技で日本史上最多8大会連続五輪出場が正式に公認されたレジェンドは、日の丸の国旗を大きく振り、大役を見事に務めあげた。

 葛西に続きスキー、スノボ勢はジャンプ女子の高梨沙羅(21)=クラレ=、伊藤有希(23)=土屋ホーム=、モーグルの世界王者、堀島行真(20)=中京大=、スノーボードの鬼塚雅(19)=星野リゾート=ら主力選手ら多数が参加。カーリングも男女代表が全員出席した。

 開会式に出席した安倍晋三首相も日本選手の入場時には席を立って手を振っていた。

 一方、スピードスケート、フィギュア、ショートトラックのスケート勢と、バイアスロンなどはコンディション調整のため、選手の参加はゼロだった。

 大会は92カ国・地域、約2900人が参加し、25日まで7競技、最多の102種目が実施される。

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