ロクテIOC規律委調査へ 虚偽の強盗被害通報問題で

 国際オリンピック委員会(IOC)は19日、競泳男子で金メダルを獲得したライアン・ロクテら米国のリレーチームの4人が虚偽の強盗被害を警察に通報した問題で、規律委員会を設け、本格的な調査に乗り出す方針を明らかにした。事態を重くみて処分を科す可能性が出てきた。

 ロクテは「インスタグラム」で「(事実を)慎重、率直に伝えなかった。責任を受け入れる」と、うその通報を認めて大会主催者に謝罪。米国オリンピック委員会(USOC)も主催者やブラジル国民にわびた。

 USOCによるとロクテらは14日早朝、タクシーで選手村に戻る途中にガソリンスタンドでトイレを破損し、警備員に銃を向けられた。修理費を要求され、金を支払ってその場を立ち去ったという。

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