女子200個メ、寺村0秒16差で決勝ならず 15歳今井月も敗退

決勝進出を逃した今井月(左)=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
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 「リオ五輪・競泳女子200m個人メドレー・準決勝」(8日、五輪水泳競技場)

 五輪初出場の今井月(るな、15)=愛知・豊川高=と、寺村美穂(21)=セントラルスポーツ=が出場した。寺村は2分11秒03の全体9位で決勝を逃した。今井も2分12秒53で敗退した。

 寺村は背泳ぎで遅れをとった分、平泳ぎでばん回したが、予選の2分10秒34からタイムを落とし、わずかに決勝に届かなかった。8番目の選手との差は0秒16だった。

 涙をこらえながら取材に応じた寺村は「悔しいです」とぽつり。「予選がいい感じだったので、余力を持って自由形をできていたので、もう少し上がるかなと思っていたんですけど、なかなかうまくいかないですね」と振り返った。初の五輪に「準決勝で泳げたことは経験にもなりましたし、甘かったというところもあるんですけど、(日本)選手権が終わってから一生懸命やってきたので悔いはないです」と語った。

 今井は「前半も入れなかったし、ブレ(平泳ぎ)もいい感じで泳げなかったので、すごい悔しいです」と反省の弁を並べた。4年後の東京五輪は19歳で迎える。「決勝に行くことが最低の目標だったので、行けなかったのは残念なんですけど、この経験を次に生かしたいです」と前を向いた。

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