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阪神・関本引退セレモニー 藤浪は涙

阪神・関本賢太郎を見送った後も、涙をふく藤浪晋太郎=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神0-6広島」(4日、甲子園球場)

 阪神は勝てばCS進出が決まるという今季最終戦で広島に完封負け。広島が7日の中日戦で勝てば、広島が3位、阪神が4位となり、阪神はCS進出を逃すことになる。

 今季限りで現役を引退する阪神・関本賢太郎内野手が八回2死一塁から代打で登場。広島先発・黒田に対し、投ゴロに打ち取られた。これが引退試合で、試合後には引退セレモニーが行われた。

 「バッター、関本、背番号3」とコールされると、関本がベンチから登場。マウンド付近に設置されたマイクの前に立って引退のスピーチを行った。

 スピーチの内容は以下の通り。

 -小学生1年生から野球一筋31年、ここ聖地甲子園でこれだけ多くのファンの皆さんの前で引退できる僕は幸せです。このような盛大なセレモニーを準備してくださった阪神タイガース球団の皆さん、本当にありがとうございます。また、僕のために残っていただいたカープファンの皆さん、ありがとうございます。

 ここまで大好きな野球を続けてこられたのも皆さんの支えがあったからです。いいときも悪いときも支えてくれた家族、友人、知人のみんな、ありがとう。大きく生んでくれた、そしていつも応援してくれるお父さん、お母さんありがとう。僕の両親は僕をプロ野球選手にするのが夢でした。19年間、必死にもがきましたけど、少しは親孝行できたんじゃないかと思っています。

 この19年間には、ケガの多い僕のために体のケアをしていただいたトレーナーさん、来たボールをただ打つだけでは打てない僕のためにサポートしていただいたバッティングピッチャーの皆さん、スコアラーさん、いつも僕たちのために最高のグラウンドコンディションを作ってくれた阪神園芸の皆さん、皆様一人一人の支えがあって今日までこれました。本当に感謝しかありません。

 この甲子園球場にお集まりの皆さん、全国で応援してくれたファンの皆さん、今まで一番力になったのは皆さんの大声援です。先日の引退会見でも言いましたが、ファンの皆さんの声援がなくなったら辞めようと決めていました。しかし最後の1打席まで熱く大きな大声援、本当にありがとうございます。

 阪神タイガース、背番号3、関本賢太郎は今年でユニホームを脱ぎますが、これから始まる第2の人生は皆さんの支えていただいた気持ちを胸に必死のパッチで歩んでいきたいと思います。そしてまたいつかこの甲子園に帰ってきたいと思います。最後に一つだけ言わせてください。今年10年ぶりの優勝は逃してしまいましたが、これからも阪神タイガースに熱い熱い熱いご声援、どうぞよろしくお願いします-。

 (スピーチ終了)

 スピーチを終えると、広島球団を代表して昨年までのチームメート・新井、キャプテン・鳥谷、そして背番号3のユニホームを着た2人の息子から花束を受け取った。その後はベンチ前に整列した首脳陣、選手、スタッフ一人一人と握手。さらに場内のフェンス際ををゆっくりと歩いて回り、ファンに別れを告げた。最後はチームメートに胴上げされ、背番号と同じ3回宙に舞った。

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