白鵬、相撲取らず調整 稽古総見、日馬は16番

 大相撲秋場所(13日初日・両国国技館)を前に横綱審議委員会による稽古総見が4日、東京・両国国技館の相撲教習所で一般に非公開で行われ、2場所連続36度目の優勝を目指す横綱白鵬は全く相撲を取らなかった。四股やすり足など軽めの調整にとどめ、ぶつかり稽古も回避した。

 右肘負傷で先場所を途中休場した横綱日馬富士は関脇妙義龍や平幕の逸ノ城、遠藤らを相手に一気の寄りや投げで15勝1敗。横綱鶴竜は平幕の宝富士、佐田の富士を寄せ付けず12戦全勝だった。

 4大関による申し合いでは照ノ富士が最多の13番をこなした。先場所10勝と活躍の関脇栃煌山は欠席した。

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