大儀見、妹の引退に「心が痛む想い」

 サッカー女子日本代表でドイツ1部・フランクフルトの大儀見優季(28)が21日、ブログを更新し、元日本代表で妹の永里亜紗乃(27)が今季限りでの現役引退を表明したことに、「本当に心が痛む想いでした」と心情をつづった。

 永里は引退の理由に膝の故障を挙げている。大儀見はブログで「膝の怪我で思うようにプレーできない苦しさを一番近くで見てきて、何もしてあげられない自分が本当に情けなかったです」と明かした。ともに歩んできたサッカー人生を振り返り「生まれた時からいつも一緒にいるのが当たり前で、年も近くて喧嘩も絶えなかったし、メニーナでもベレーザでもずっと一緒にサッカーしてきて、鬱陶しいと思ったことも沢山ありました。 でも、もう同じピッチに立ちサッカーができないと思うと、もっと優しくしてあげれば、もっと違う選択をしていれば良かったんじゃないかという、後悔の気持ちでいっぱいです」と心情を吐露した。

 「これからは、もう選手としてではなく姉妹としてだけの関係になるのは少し寂しくはありますが、これからは姉として、いっぱい甘えさせてあげようと思います。(←実は私が甘える予定)」と今後の姉妹関係に触れながら、姉として「これから妹は、女子サッカー界、そして1人でも多くの人の力になれるよう、第二の人生を歩んでいってくれると思います。みなさん、影ながらでいいので、まだまだ未熟な私の妹のことを、見守り応援していただけると嬉しいです」とあいさつした。

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