岡崎主将は「ご褒美」ハリル監督明かす

国際Aマッチ100試合出場を達成しチームメートに胴上げされる岡崎
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 「W杯アジア2次予選、日本-シリア」(29日、埼玉スタジアム2002)

 FW岡崎慎司が国際Aマッチ100試合出場を達成した。節目の試合を祝うゴールこそなかったが、普段はMF長谷部誠が巻くキャプテンマークをつけてプレー。これを日本のバヒド・ハリルホジッチ監督は「ご褒美」と表現し、岡崎の功績をたたえた。

 4-3-3のセンターFWとして先発した岡崎は、果敢にゴールを狙った。前半26分には本田とのパス交換で右サイドを崩すなど、好連係も見せた。

 岡崎自身のゴールこそなかったが、ハリルホジッチ監督は岡崎を褒めたたえた。ゲームキャプテンを任せたことについて「岡崎はこのご褒美を受け取る資格があると思う」と語り、「全力を尽くす岡崎の姿は日本代表に多くのものを与えてくれる。観客の皆さんには、オカに大きな拍手を送ってもらいたいと思う」とサポーターに呼びかけた。

 試合後、岡崎の100試合出場を記念するセレモニーも行われた。満員の観衆から祝福され、「応援ありがとうございました。こういう場所でスピーチするのは苦手なので、なにを言えばいいのかわかりませんけど、たくさんの人のおかげで100試合出場することができたので、感謝の気持ちを持ってまだまだ頑張りたい。まだまだどん欲な29歳、これからも頑張ります」と照れながらも、さらなる成長を誓った。

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