日本サッカー協会が元日本代表監督の岡田武史氏(59)に副会長就任を要請したことが24日、関係者の話で分かった。田嶋幸三新会長(58)=現副会長=の体制で中核を担うポストで、強化育成面での指導的な役割を期待されている。新体制は3月10日の日本協会理事会、同27日の評議員会を経て発足する。岡田氏は日本協会の理事を務めた経験がある。
岡田氏は将来的にJリーグ入りを目指す四国リーグのFC今治のオーナーを務める。関係者は「今治を辞めることはないが、非常勤であれば(要請を)受ける可能性がある」と話した。FC今治は「3月10日までは何もコメントできない」としている。