日本サッカー協会の新体制発足に伴って副会長に就任した元日本代表監督の岡田武史氏(59)が1日、東京都内で記者会見し、積極的に意見や提言をしていく意向を示した。オーナーを務めるFC今治との兼ね合いで、当面は常務理事会と理事会に出席するだけの活動となるが「やれる限りのことをやっていきたい」と抱負を語った。
2度のW杯で日本を指揮し、Jリーグや中国リーグでの豊富な監督経験を持つ。「協会があってサッカーをさせている印象があるが、サッカーを愛する人がいて初めて協会がある」と力説。登録選手やファン目線の意識改革に取り組む姿勢を打ち出した。