サッカー協会会長に田嶋氏 初の選挙、原氏に6票差

 日本サッカー協会会長に就任することが決まり、記者会見する田嶋幸三氏=31日、東京都文京区
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 日本サッカー協会は31日、東京都内で開いた臨時評議員会で初の会長選挙を実施し、田嶋幸三副会長(58)が第14代会長に就任することが決まった。有効投票数74票のうち40票を得て、原博実専務理事(57)の34票をわずかに上回った。大仁邦弥会長(71)の後任として3月下旬の役員改選で正式に新会長に選任される。任期は2年。

 国際サッカー連盟(FIFA)理事も務める田嶋氏は、事前の理事投票では原氏に19対9の大差をつけて理事会候補者として推されたが、評議員の投票は接戦だった。「身の引き締まる思いだ。僅差だったこともわきまえて、原専務と一緒にやっていく」と話した。

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