バルサ スアレス2ゴールで大会新5得点

後半、自身2得点を決めたバルセロナのスアレス=横浜国際総合競技場(撮影・堀内翔)
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 「クラブW杯・決勝、バルセロナ-リバープレート」(20日、日産スタジアム)

 1-0とリードして前半を折り返した欧州代表のバルセロナ(スペイン)が、FWスアレス(28)の後半4分、23分のゴールでリードを広げた。準決勝で大会史上初のハットトリックを達成したスアレスは、これで今大会5得点。これまでの大会得点記録4点(09年、デニウソン=浦項)を更新、大会通算得点記録でも12年(3得点)13年(2得点)にデルガド(モンテレイ)が記録した5点に並んだ。

 バルセロナは前半36分、メッシがFWネイマールが頭で落としたボールを相手DFと競り合いながら左足アウトサイドで技ありの先制ゴール。腎臓結石で準決勝を欠場したが、頼れるエースが復帰で即座に輝きを放った。

 4年ぶり3度目の優勝を狙うバルセロナは、後半に入っても攻撃の手を緩めない。準決勝でハットトリックを決めたスアレスが4分、スルーパスを受け相手GKの動きを見極めながら慎重に右足で押し込んだ。笑顔のスアレスに、すぐさまメッシが駆け寄って祝福した。スアレスは23分にもネイマールのクロスを完璧に頭で合わせた。

 左脚内転筋を痛めて準決勝を欠場したブラジル代表FWネイマール(23)も、大一番で復帰。南米3トップ「MSN」が驚異的な連係で何度もチャンスを作ってゴールに襲いかかった。

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