「カナダ女子Ｗ杯・Ｃ組、日本２－１カメルーン」（１２日、バンクーバー）

　日本女子代表が連勝で決勝トーナメント進出を決めた。前半６分に鮫島彩（ＩＮＡＣ神戸）が、同１７分に左ＣＫからの攻撃でＦＷ菅沢優衣香（千葉）がクロスにファーサイドで頭で合わせた。試合終了間際に失点し、ひやりとさせられる展開だったが、相手の猛攻をしのぎきった。

　以下、主将のＭＦ宮間あや（岡山湯郷）が試合後に受けたテレビインタビュー一問一答の要旨。

　－試合の印象は。

　「途中から相手の良さを出させてしまった。課題が多くて…。ただ、それを前向きにとらえて次の準備をしたいと思います」

　－良かったのは。

　「得点が流れの中からも取れましたし、流れのセットプレーからも取れたこと。最小失点に抑えられたことだと思います」

　－得点シーンで良かった点は。

　「得点している時はなるべく多くの選手が動いている。悪いリズムの時にできていないので、（良かった点と言うよりも）どちらかというと、それが課題と思います」

　－課題は。

　「１位でグループリーグを突破したいと思っている。もう一度、チーム一丸で準備することが大事だと思います」

　－安藤選手がスタンドで見守っていた。

　「彼女のためにと口に言うのは簡単ですけど、心に響く試合をしたかった。届いたかどうかは分かりませんが、これからも安藤選手の分まで頑張りたいと思います」