3月は代行監督も 大仁会長一問一答

 日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は3日、都内の同協会で会見を開き、ハビエル・アギーレ日本代表監督(56)の解任を発表した。

 大仁会長の会見内容、一問一答は次の通り。

 -冒頭、大仁会長と法務委員長の三好豊弁護士が登壇。会長が一礼し、会見がスタート。

 「昨日、2月2日の夜遅くにアギーレ監督に対する検察の告発が受理されたという事実が確認された。私どもとしてはアギーレ監督の手腕を高く評価していたので、受理されないことを願っていたが、大変残念な結果に終わった。

 今回のこの告発の受理について、私どもとしては一番考えないといけないのは、日本代表への影響。我々日本サッカー協会にとって、最大のミッションはW杯への出場。2018年のロシアW杯の出場権を何としても獲得しないといけない。その予選が6月から始まります。

 今回のアギーレ監督の告発の受理によって、捜査が始まり、その後には起訴され、裁判が始まる可能性がある。我々としてはこういう影響がW杯アジア予選にできるだけでないように、リスクを排除する必要があると考えました。

 というわけで今回、アギーレ監督との契約を解除するということになりました。アギーレ監督にはまず第一に契約解除の理由は代表チームへの影響のリスクを避けたいということ。八百長に関与したということではない。アギーレ監督にとって、この問題は名誉に関わる大変な問題。無実の証明に全力を尽くして欲しい。

 本日の2時に私の方から契約の解除を申し入れ、アギーレ監督からは『やむを得ない』と同意を得た。誠に残念な結果に終わって申し訳ないが、代表の選手、ファンやサポーター、スポンサーの皆様、関係者の皆様には大変ご心配をお掛けして申し訳なく思っている。今回の私ども結論をぜひ理解していただいて、今後ともご支援をいただきたいと思っている」

 -後任選びの進捗状況は?

 「できましたら3月の試合には間に合わせたい。ただ、それに間に合わせるために、この辺でいいだろうという人材を選ぶことはしない。いずれにしろ、技術委員会が全力を挙げて、新体制を作るために取り組んでいくことになる」

 -アギーレ監督側から違約金などの要求は?

 「アギーレ監督とは解約について条件面でも合意をしているが、内容は守秘義務があり、申し上げることはできない。ただ、違約金という形はありません」

 -もっと早く決断できたのではないか?

 「我々はアギーレの手腕、力量を高く評価している。できたらこの体制で今後も続けていきたいと思っていた。告発が受理されなければ、何の問題もなくこの体制でいけると考えていた。見極める必要があった」

 -解約を伝えた際に、監督は何といっていたか?またいつ頃から受理された場合の解任を考えていたか?

 「『やむを得ない。分かりました』と。監督がアジア杯から帰国し、報告にきた際に私の方から、もし受理されたら、非常に厳しい状況になることは理解してほしい、と伝えてあった」

 -受理の連絡は正確にはいつ、どういう形で?

 「夕方からアギーレ監督の顧問弁護士と、連絡をとっていたが、その時は連絡がつかず、12時近くに連絡がつき事実が確認できた」

 -会長の責任は?

 「アギーレ監督を選んだことは間違えではなかった。あの時点でこういう情報はなかったですし、彼の高い手腕からすれば、監督の選任は間違いではなかった。ただ、こういう結果になったということは、代表チームにも申し訳なかったですし、ファンやサポーター、スポンサーの皆様にも心配を掛けたということで、責任は感じております」

 -監督を選ぶということに関して、どういうことを教訓にしないといけないか?

 「反省している。もっとしっかり調べておくべきだった。あの時点でそれが分かったかどうかは分からないが、そういうことがないようにしっかり調べたい。この先、短い準備期間しかない中、W杯予選に向けて、日本代表チームをどう強いチームにしていくか。そういう観点から技術委員会で今までの経緯を含めて、これから全力で取り組んでいってもらいたい」

 -後任人事は原専務理事、霜田技術委員長を中心に進めるのか?

 「今までもそうだが、原と霜田が選んだわけでなく、技術委員会で最終的に検討し、そして私が決めた。今後も監督の選任については技術委員会が中心になって行う」

 -後任のリストアップはもう進めているのか?

 「後任についてはこの報道が出て、色んな対応を考えている中で、万が一に備えて、そういう情報は集めておくようにということを技術委員長には伝えておいた」

 -受理で契約解除を決断した理由は?

 「やはり告発が受理されたというのはそれなりの根拠があって受理されたと思う。起訴されたら解任せざるを得ないだろうと思っていたが、起訴されて解任がW杯期間中とか、そういうところになると最大のダメージ。そのダメージは避けたいと。今のこの時点しかないのかなというのが、今回の結論の理由です」

 -受理について、スペイン紙の報道とのギャップがあったのは?

 (三好弁護士が答え)「受理されたのは、先週の金曜日、1月30日と、アギーレ監督の代理人弁護士から聞いています。我々としては1月14日の報道は事実でなかったと認識しています」

 -後任は日本人監督も含まれる?

 「何人ということを前提にやってはいないと思う。それは私の方からもそういう話はしてないし、最もふさわしい人を選ぶのが大前提」

 -3月の親善試合は代行の可能性も?

 「何としてもそれまでには間に合わせたいが、間に合わせ人事もしたくない。その可能性が0とはいえない」

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