長谷部 独見習う「気迫足りなかった」
今季からドイツ1部E・フランクフルトに移籍するサッカー日本代表MF長谷部誠が16日、ドイツに出発する前に羽田空港で取材に応じた。
1次リーグで敗退したW杯は、テレビで「ほとんど見ていました」という。自身がプレーしているドイツの優勝を見て、「強烈な個に対して、チームとしてもまとまっていた。彼らの勝ちたいという気持ちが伝わってきた。気迫は自分たちに足りなかったのかなと思います」と反省した。
体格重視からパスサッカーに転換したドイツの長期的ビジョンを見習い、「次のロシアへの4年ではなく、長い目標で考えるべき。人のまねをするのではなく、日本らしく進む道はある。ビジョンを持って取り組むこと(が大事)」と訴えた。
長谷部は17日からE・フランクフルトの合宿に参加する。今後の日本代表としての活動については「まずはチームで頑張って、(代表に)選ばれたら考えたい」と新天地での飛躍を誓った。