渋谷スクランブル交差点も早期撤収

交通規制を終え敬礼する女性のDJポリス=東京・渋谷スクランブル交差点(撮影・開出 牧)
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 サッカーW杯の日本対コロンビアが行われた25日、東京・渋谷スクランブル交差点には、近隣のスポーツバーで観戦したサポーターたちが集まった。しかし、予選リーグ敗退という結果に、過去2戦以上に早い撤収となった。

 この日も、警視庁が800人体制で警備し、斜め横断を禁止。センター街を迂回(うかい)させたり、女性のDJポリスが注意喚起したりと、混乱防止作戦を徹底し、騒動を起こすサポーターたちを迎え撃った。

 ところが、1対4という完敗劇に、終了後交差点に向かうサポーターの大半はため息をつき、暴れる“元気”もなし。大きな混乱が起きることはなかった。

 そのため、警視庁は試合終了1時間後の午前8時には鉄柵を撤去。DJポリスらも引き上げた。15日のコートジボワール戦は約2時間後、20日のギリシャ戦も約1時間30分後に撤収しただけに、サポーターの落胆ぶりを証明していた。

 三重県から会社の研修で上京中という女性3人組は「せっかく盛り上がろうと思ってきたのに残念。これからホテルに帰って、着替えます」と肩を落として帰路についていた。

 

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