元2階級王者・長谷川が世界挑戦を切望

 ボクシングの元世界2階級王者・長谷川穂積(35)=真正=が3日、神戸市中央区の生田神社で節分祭に参加し、豆まきを行った。「運が向くように」と次戦、世界挑戦の実現を切望した。

 昨年12月11日にはWBO世界スーパーフェザー級5位のカルロス・ルイス(メキシコ)に2回のダウンを奪われながら、判定勝利。年齢的にもノンタイトル戦を挟むつもりはなく「世界戦以外はやらない」と言い切った。

 陣営はスーパーバンタム級、フェザー級の4団体、8つの世界王座に照準。長谷川は「国内がいい」としながらも「相手にもよる。しんどい目をしても行く価値のある相手なら。チャンスがあれば誰でも」と初の海外戦も視野に入れた。

 前戦で骨折した鼻も回復し、ジムワークも再開している。「練習は嫌いじゃないし、モチベーションはキープしている。いい話は来るものと思っている」と、焦らず朗報を待つ。

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