ダブル世界戦、内山と田口が前日計量

計量後、ファイティングポーズをとるオリバー・フローレス(左)と内山高志=東京・大田区総合体育館(撮影・西岡正)
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 「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ/WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(31日、東京・大田区総合体育館)

 ダブル世界戦の調印式と前日計量、記者会見が30日、都内で行われた。

 スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)は58・7キロ、挑戦者で同級7位のオリバー・フローレス(ニカラグア)は58・6キロで前日計量をクリアした。

 11度目の防衛戦となる内山は「4、5年ぶりで絶好調で迎えられる。(フローレスは)これといった印象はないが、若いし死ぬ気で来ると思うので、ベルトを渡さぬよう頑張る」と油断はみじんもない。フローレンスも「十分に準備をしてきた」と一発を狙っている。

 2度目の防衛戦に臨むWBAライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)はリミットの48・9キロでクリアし「中間距離での打ち合いになると思う。大きなパンチをもらわないよう注意したい」とイメージしている。

 挑戦者で同級7位のルイス・デラロサ(コロンビア)は600グラムアンダーの48・3キロでクリア。「田口は偉大な王者だが、彼が驚くような試合をしたい」と王座奪取に自信をみなぎらせた。

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