前原太尊康輝 元日本王者に7回KO勝ち

メーンイベントでKO勝ちしてラウンドガールに祝福される前原太尊康輝
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 「デイリー後援・ボクシング」(5日、住吉区民センター)

 ボクシングの六島ジムは5日、住吉区民センターで主催興行「610ヤングフェスティバル4」を開催した。メーンのミドル級8回戦では日本同級7位の前原太尊康輝(22)=六島=が、元日本同級王者の佐々木左之介(27)=ワタナベ=を初回から自慢の左ストレートで倒し、7回2分18秒TKO勝ち。戦績を10戦8勝(8KO)1敗1分けに伸ばした。

 勝ちはすべてKOという前原の豪打はこの試合でも健在。開始20秒ほどで左ストレートを直撃させて元日本王者からダウンを奪うと、その後も左ボディーショットを効果的に使って主導権を渡さなかった。ダメージが深刻と見た佐々木陣営が7回にタオルを投入し、勝敗は決した。

 自己最長の7ラウンドを戦った前原は「佐々木さんは今までの相手で一番強かった。元王者と戦えたことを誇りに思う」と振り返った。「ミドル級には(佐々木と)同じワタナベジムに(日本・東洋太平洋同級王者の)柴田明雄さんがいる。オレが引きずり下ろす。そして必ず世界王者になる」と豪語した。陣営の枝川孝会長は「カッとならずに冷静に戦ってKO勝ちしたので良かった」と合格点を与えた。期待の愛弟子について、今後は米国合宿に送り出すことなども視野に入れている。

 全試合結果は以下の通り。

 ▽西日本新人王予選4回戦

北村流生(六島)○判定3-0×浜口直哉(金沢)

香美の子岡村ケントキッド(六島)○判定3-0×中村匠志(フュチュール)

 ▽6回戦

鯱ドラゴンズ敬太(六島)×判定0-2○脇田将士(堺東ミツキ)

 ▽8回戦

ストロング小林佑樹(六島)○TKO5回1分29秒×松岡輝(大成)

最暴愚畷谷(六島)○TKO6回1分50秒×谷口大樹(大成)

仲村正男(渥美)○KO3回2分28秒×パトムサック・シットサイトーン(タイ)

前原太尊康輝(六島)○TKO7回2分18秒×佐々木左之介(ワタナベ)

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