米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が10日、古巣楽天の本拠地コボスタ宮城の室内練習場で自主トレーニングを公開した。シーズン終了後の10月に右肘の骨片を除去する手術を受け、この日は術後3度目のキャッチボールを行った。「順調にリハビリをしてキャッチボールも少しずつ始められている」と状態を説明した。
メジャー2年目の今季は12勝7敗、防御率3・51の成績を残した。右手首などを痛めて離脱したが、「よりいい形でシーズンを戦うため」と万全を期すために手術を受けたという。来季も開幕投手を務めれば2年連続となる田中は「そこに合わせてやっていきたい」と意欲を示した。