ブエナビスタの初子が産地馬体受検
2歳馬の産地馬体検査が15日に北海道ホルスタイン協会家畜市場で行われ、早来地区の牝馬約65頭が受検した。
コロナシオン(父キングカメハメハ、栗東・池添学厩舎)はG16勝を挙げた名牝ブエナビスタの初子。「春を迎えて変わってきましたね。トモがいい感じになっています」とノーザンファーム早来の事務局スタッフ・宮本俊彦氏は良血ならではの成長力に舌を巻く。
皐月賞で人気を集めるサトノダイヤモンドの異父妹リナーテ(父ステイゴールド、母マルペンサ、栗東・須貝尚介厩舎)。「父がステイだから気の悪さが出ないように気をつつ、調整しています。さすがのバネを持っていますね」と素質は十分だ。
仕上がりの早さが目立つのはエディフィス(父ステイゴールド、母シーズオールエルティッシュ、美浦・尾関知人厩舎)。「ラインのきれいな馬。走りもしっかりしていますね。スピードがありますよ」と鋭い動きを見せており、夏デビューの可能性もある。