【地方競馬】ハッピースプリント好調
今年のダート重賞戦線を締めくくる年末の大一番「第61回東京大賞典・Jpn1」(29日、東京・大井競馬場、ダート2000メートル)に出走するハッピースプリント(牡4)が25日、最終追い切りを行い好調ぶりをアピールした。
漆黒の暗闇に包まれた午前3時の大井競馬場ダートコース。カクテル光線の下、地方勢の大将格となるハッピースプリントが、打倒JRA勢へ力強いフットワークを披露した。
大きく先行する僚馬2頭を追いかける格好でスタート。4角で外から並びかけると直線はしばらく併走状態。残り200メートル過ぎで鞍上のステッキが一発。内プレーケストーレン(3歳C1)が懸命に粘り込むところを、ゴール前できっちり頭差とらえた。
5F63秒7-35秒4-11秒7のタイムをマークして、「相手はケイコ駆けする馬。いい負荷がかかった」と見届けた森下淳師も納得の表情を浮かべる。前走の交流G2・浦和記念で、14年6月の東京ダービー以来となる1年半ぶりのV。大きな期待をかけられながら、なかなか勝ちきれない時期が続いただけに、大一番へ向けて最高の弾みがついた。
昨年は3歳で古馬に挑み4着に惜敗。今回もホッコータルマエ、コパノリッキー、サウンドトゥルーとJRAから強豪が参戦。厚い壁に跳ね返された舞台に、勢いをつけて再チャレンジする。「思い描いている通りの成長を見せている。今の状態でどこまでやれるか。来年へ向けて、いいレースをしたい」と同師は言葉に力が込めた。
