【競輪】長沢ガールズ3期生“1番星”

 デビュー2走目で初1着の長沢彩
2枚

 「京皐月賞ガールズケイリン・F2」(4日、京都向日町)

 ガールズケイリンの長沢彩(25)=愛知・106期=がデビュー節の2日目に1着。今月から続々とデビューするガールズ3期生のなかで、一番最初に勝利を手にした。

 2日目のガールズ予選6R、先行態勢に入ったかに見えたエレナ・カサスロイヘ(スペイン)が最終ホームでペースを緩めたところを、長沢はすかさず中団からスパート。後ろに飛びついた三輪梓乃を退けて、そのまま1周を先頭で駆け抜けた。

 レース後は「初日は攻める気持ちが足りなかったが、勝って自信になる。展開次第では勝てるということが分かった」と満面の笑顔。美容師の経歴を持ちながら、趣味の自転車に夢中になっているうちにプロ入りした変わり種。「一番に勝てたことはうれしい。良かった~!!」と喜びをかみしめた。

 初日は4着だったが、2日目1着でポイントアップ。決勝に進出できた。最終日の5日は11Rで初優勝を目指す。「今開催は外国人の2選手もいるし、いいところを吸収して今後につながるように頑張りたい」と3期生“1番星”を手にしたルーキーがもう一丁、大仕事をやってのける。

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