加藤登紀子、11月にパリ公演を発表

コンサート「ピアフ物語」と著書「愛の讃歌-エディット・ピアフの生きた時代」出版発表会見で熱唱する加藤登紀子=東京・南麻布のフランス大使公邸
コンサート「ピアフ物語」と著書「愛の讃歌-エディット・ピアフの生きた時代」出版発表会見を行った加藤登紀子=東京・南麻布のフランス大使公邸
コンサート「ピアフ物語」と著書「愛の讃歌-エディット・ピアフの生きた時代」出版発表会見で熱唱する加藤登紀子=東京・南麻布のフランス大使公邸
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 歌手の加藤登紀子(72)が9日、東京・南麻布のフランス大使公邸でコンサート「ピアフ物語」と著書「愛の讃歌-エディット・ピアフの生きた時代」(6月14日発売)の発表会見を開き、11月3日にパリで公演を行うことを明らかにした。

 コンサートと著書は加藤が“シャンソンの女王”と呼ばれたピアフの生誕100年にささげたオマージュ。加藤は歌唱に加え全訳詞と脚本、演出も担当した。6月5日の山形で初演し、現在全国ツアー中。パリ公演はレトロな雰囲気が漂うクラシカルな「サル・ガヴォー」で行うことになっている。

 会見で加藤はピアフの代表曲「愛の讃歌」と、ピアフが歌うことのできなかった「あなた次第」を熱唱。加藤は「ピアフはこの曲を作ったシャルル・デュモンから歌ってほしいと依頼があった時に病気で“私は歌えないわ”と断ったそうです。後に断ったことを後悔したと分かりますが、私がピアフに成り代わってメッセージを伝えたいと思います」と力を込めた。

 著書では25年ぶりに再会した作曲家フランシス・レイへとの対談も掲載。加藤は「本を書くにあたってピアフに関するいろいろな自伝を読みました。ピアフをよりやりやすくなったような感じがします」とアピールした。

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