タレントのマツコ・デラックス（４２）が、花王の歯磨き粉「薬用ピュオーラ」の新ブランドキャラクターに就任し１３日、都内での新ＣＭ発表会に登場。福山雅治（４６）、国分太一（４１）、千原ジュニア（４１）ら４０代の男性芸能人が続々と結婚したことに「これからの人生、どう生きていくのか、考えた。命が尽きるまで世の中に貢献して生きていこうと思ってはいるけど」と、リアルな心境を明かした。

　特に福山の結婚によって、世の女性がショックを受け「マシャロス」という現象が起こっているが、マツコは「マシャロス？。そんなのはない。私が福山さんと何かになるなんて、そんなの無理でしょう」と笑い飛ばした。もっとも４０代の独身男性には別の意味で心に突き刺さったようだ。

　「私はどうなるんですかね。結婚、出産とか聞くと、自分の人生どうしようと思う。これじゃ誰もいないし」と心配が心をおそったそうで、現実的なことも頭をよぎり「（老後のためには）貯蓄していた方がいい。私はヘルパーさんをお願いするにも、この体では１人じゃ無理。普通の人より３倍、４倍（お金が）かかる。だから、今回のＣＭの契約金は、ありがたいの」と話し、ＣＭ出演には感謝の思いをしみじみ語っていた。

　ただ、同じ４０代男子の歌舞伎俳優・片岡愛之助（４３）と女優・藤原紀香（４４）の結婚報道には「あれはビックリした。濃度が高い。これだけ濃い感じなのは久しぶり。待ってました！という感じ」と、自分のこと以上に動向を気にしていた。

　また、今回が歯磨き粉のＣＭには初出演。「お役立てればいいけど、さわやかなイメージがあるし。お断りしようか考えた」と悩んだそうだが、老後のこともあってか「でもしちゃうのよね。契約を」と苦笑い。「歯磨き粉、シャンプーやコスメなどのＣＭは、縁がないものと思っていた。食べ物のＣＭも、食べたら私みたいになってしまうと思われてしまったらね。でも、意外とクリアしてきた。ありがたい」と、うれしそうに話していた。