クリス松村 台風避難騒動に遭遇
台風18号が来襲した6日、タレントのクリス松村が思わぬ避難騒動に巻き込まれた。
クリスは台風のためスケジュールが変更になり、都内の自宅マンションで待機していた。そんな昼前「私の住まい地域にまさかの避難勧告」と午前11時35分、ブログで急報した。
詳しい情報を入手しようとしたが、区のホームページはアクセスが殺到していたのだろう、何度トライしても「全く通じず」。避難場所も分からず、クリスはそのままマンションにとどまった。
そして台風一過の夜、クリスは「私は大丈夫でした」と“続報”を掲載した。
「この避難勧告、対象地域ではない場所まで放送が流れてしまうシステムのようで、やはりどの地域なのかと何に対しての避難勧告なのかがわからないと困るな…と思いました」
と、実際はクリスの住むマンションは避難対象ではなかったようだ。
「私もこういうことは、初めての経験でしたが、その対象者にならなければ、絶対に気づかなかったことでしょう」と、クリスは今回気づいた非常時における問題点をブログに記載することで、警鐘を発した。
港区は6日午前10時36分、元麻布2、3、4丁目や麻布十番1、2丁目、白金台3丁目など約2万2900世帯、約4万5500人を対象に避難勧告を出し、午後1時半過ぎまでにはいずれも解除した。
対象となる芝、麻布、赤坂、高輪の4地区6か所に避難所が設置され、区は防災無線と区のホームページで避難を呼び掛けた。実際の避難者はほとんどいなかった。