ジブリ最新作に抜擢の16歳 監督が高評価

映画の会見でも緊張ぎみの高月彩良
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 女優・高月彩良(16)が15日、大阪市内で行われたスタジオジブリ映画の最新作「思い出のマーニー」(19日公開)の合同会見に米林宏昌監督(41)らと出席した。ヒロインの杏奈役で声優初挑戦となった高月は「私がジブリさんの作品に携わっていることがすごく夢みたい」と初々しくあいさつした。

 高月はもう1人のヒロインであるマーニー役の有村架純(21)とともに、オーディションを受けた300人の中から選ばれた。杏奈は心を閉ざしている女の子だったが、マーニーと交流を深めるうちに健やかに変化していくという難しい役柄。

 高月は「自分の気持ちを伝えるのが苦手で不器用に生きる女の子。それを声で表現するのがすごく難しかった」と振り返った。出来栄えには「自己評価はできないですけど、とてもやり切りました」と不安な気持ちをのぞかせながらも胸を張った。

 米林監督は高月について「初めての声優でガチガチに緊張していましたが、その様子が物語の最初の心を閉ざす杏奈にぴったり」と評価。「収録は4日間でしたが、高月さんがだんだん上手になっていくのが、杏奈が成長していく過程と合わさって、リアルタイムで主人公の成長を描けた」と起用の意図に応えたとして称賛していた。

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