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淡路さん 自宅に窃盗に入った四男絶縁

 女優・淡路恵子さんが11日、食道がんのため、都内の病院で亡くなった。80歳だった。淡路さんは昨年7月から、都内の病院に入院。一時は体重が32キロまで激やせしたことが伝えられていた。関係者は当時、「腸にできた良性の腫瘍を摘出した」と説明していた。

 二度の結婚、離婚。前夫・萬屋錦之介さんが背負った多額の借金。息子のバイク事故での急逝…。中でも衝撃的だったのは、四男が淡路さんの自宅に窃盗に入り、逮捕された事件だった。四男はアルコールにおぼれ、薬物中毒。家族にも家庭内暴力を働き、たびたび警察に相談するなど、手がつけられない状態だった。淡路さんは自ら110番通報し、逮捕を求めたことを明かし、会見では「1人で生きてください」と絶縁宣言していた。この四男は10年に首つり自殺している。

【以下、2004年7月16日付の本紙より】

 女優・淡路恵子(70)が15日、東京都内で会見し、住居侵入罪で逮捕された四男で俳優の萬屋吉之亮(31)=本名・井田哲史=に対し、「立ち直らせるため何としても逮捕してほしかった。もう2度と会わない」と悔し涙で語った。故・萬屋錦之介さん(1987年離婚)との間に生まれた吉之亮はアルコール依存症と薬物中毒に侵されて手が付けられない状態だったといい、淡路は厳罰を求め告訴していた。

 母の最後の愛情だった。愛息が地方公演で留守中の都内の自宅マンションに侵入し、金品を物色し逮捕され、今月9日に実刑判決を受けていたことが報じられた淡路は、東京・サザンシアター(新宿)で舞台終了後に緊急会見。「何としても立ち直ってほしい。これからは1人で生きてください」と改めて息子を絶縁した。

 酒におぼれ、兄弟にも母にも何度も暴力をふるったという吉之亮。淡路は2年前からは警察に何度も足を運び直接相談してきた。しかし、そのかいなくトラブルを起こし、「私1人の力ではもうどうすることもできない」と弁護士立ち会いのもと念書を書かせ「絶縁」。

 しかし更生の手助けをしてくれた知人の京都の寺で今年1月に窃盗を働き逮捕。さらに5月には親子の縁を切ったはずの息子が自宅に窃盗に入るという事件まで起こった。

 警備会社から連絡を受けた淡路は自ら110番通報。身内ということで処分保留にしようとした警察に「何としても逮捕して、厳罰にして下さい」と求めた。淡路は「こんなことをして簡単に済むとは思ってほしくない。(甘い処分では)本人のためにならない。ダメな人間になってしまう」と心を鬼にして、立ち直るための最後のチャンスを与えた苦しい心境を涙をにじませ打ち明けた。

 錦之介さんとの間に生まれた2児のうち、兄の俳優・小川晃広は90年に交通事故で亡くなった。“忘れ形見”の許されない行為に「(錦之介が)いなくてよかった。どんなに悲しんだか」と唇を震わせた。

 吉之亮は過去の犯罪との併合罪で合わせて2年の懲役(実刑)に服することになるが、「(出所しても)絶対に会わない。他人にご迷惑をかけるのが一番嫌いです。何度も更生させようとしたけれどダメだった。私ももう辛抱できる年じゃない。疲れました」と言い放った。

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