中島美嘉が涙、男子バレー最終戦勝利
「バレーボール男子・リオデジャネイロ五輪世界最終予選 日本3-0フランス」(5日、東京体育館)
すでにリオ五輪出場権を逃している日本は、欧州の強豪・フランスをストレートで破り、今大会2勝目を挙げた。最終順位は7位だった。主将の清水邦広(29)の妻で、歌手の中島美嘉(33)は、最後のポイントを清水が奪っての勝利を涙ながらに見届けていた。
第1セットを25-18、第2セットを25-23、第3セットを25-23でものにした。最後のポイントを挙げた清水が「こうやって、オリンピックの出場を逃してしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど、それでも選手は一生懸命やっていますし、次へ向かって苦しみながら一歩ずつ、また前に進んでいきたいので、応援よろしくお願いします」と場内インタビューに答えると、中島はうなずきながら拍手をしていた。
すでに五輪切符を獲得しているフランスとの試合は、いわば消化試合となってしまったが、日本選手は積極的にプレーした。この日は出耒田、富松といったミドルブロッカー陣を中心にしたコンビネーションが機能した。