リーチ擁する東芝 決勝へ進出

ヤマハ発動機-東芝 試合後、東芝・リーチ マイケル(右)と握手するヤマハ発動機・五郎丸歩=花園(撮影・北村雅宏)
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 「ラグビー・トップリーグ決勝T 準決勝 東芝34-22ヤマハ発動機」(16日、花園ラグビー場)

 東芝がヤマハ発動機を破り、24日に秩父宮ラグビー場で行われる決勝への進出を決めた。決勝戦は東芝-パナソニックで行われる。

 東芝には昨年のW杯で日本代表主将のリーチ・マイケルが所属している。五郎丸歩を擁するヤマハ発動機は決勝進出を逃し、3位決定戦にまわる。

 前半を20-17で終えた東芝は後半開始直後の1分にCTBカフィがトライ。同7分にもカフィがトライを奪った。どちらもゴールをSH小川が決めて、34-17とヤマハ発動機を突き放した。

 しかし、同23分、ロック小瀧がシンビンとなり、数的不利に。一歩間違えば試合の流れが変わりかねない局面で、26分、30分とインゴール直前でヤマハの猛攻をしのぎきった。カフィはこの日3トライの活躍だった。

 ヤマハは26分はインゴール直前でノックオン、30分はボールを入れる前にスクラムを押してしまう反則でチャンスを逃した。

 毎試合、注目を集める五郎丸はPGを1本、ゴールを3本中2本成功だったが、後半34分にピウタウが奪ったトライ後のゴールの場面では、残り時間がわずかで12点差を残していたため、おなじみのポーズによるルーティンもできず失敗した。

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