2026年冬季五輪・パラリンピックの招致を目指す札幌市の秋元克広市長は11日、現在別々に行われている五輪とパラリンピックの同時期開催を検討していることを明らかにした。招致活動への協力を要請するため、北海道の高橋はるみ知事とともに馳浩文部科学相、スポーツ庁の鈴木大地長官を相次いで訪問した後、「これからの共生社会の実現に向け、一緒に開催できれば理想だろう」と語った。
競技会場や受け入れ態勢の整備など課題は多いとみられるが、秋元市長は「クリアしていくためにどういうことができるか、しっかり考えていかないといけない」と述べた。