2020年東京五輪の追加種目選定で、大会組織委員会は15日、今月末が期限となる国際オリンピック委員会(IOC)への提案に向けて東京都内で検討会議を開き、最終選考に残った8候補から絞り込むため、7人の会議メンバーによる採点方式の導入を決めた。公式エンブレムの白紙撤回などを受け、選考の透明性を高める狙いがある。
28日に再度開く検討会議で採点結果を踏まえて具体的な種目名や種目数を決定し、同日の組織委理事会に諮る。
組織委の武藤敏郎事務総長は、国内外での普及度、運営コストなど5~10程度の評価項目を設け、採点してもらう考えを示した。