世界柔道、海老沼がV4へ抱負 日本代表が壮行式

 世界柔道選手権(8月24~30日・アスタナ=カザフスタン)の日本代表壮行式が28日、東京都文京区の講道館で行われ、男子66キロ級で4連覇を目指す海老沼匡(パーク24)は「試合までの期間にしっかりと準備し、一戦一戦を全力で闘う」と力強く抱負を述べた。

 女子は昨年の48キロ級覇者、近藤亜美(三井住友海上)が「昨年の優勝がまぐれで終わらないよう思い切りのある柔道を」と意気込んだ。ロンドン五輪57キロ級金メダリストの松本薫(ベネシード)は「誇りを持って優勝を目指す」と表情を引き締めた。

 チーム関係者は、1月に死去した斉藤仁前強化委員長の遺影を抱えて入場した。

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