「ソフトバンク－ロッテ」（２７日、東京ドーム）

　ソフトバンクの内川聖一内野手が大差の付いた試合の中、好守で東京ドームでの主催試合を盛り上げた。

　２－９と大きくリードされた七回の守備。ナバーロの打球は、一塁ファウルグラウンドへ高く上がった飛球となった。

　内川は打球を追って、カメラマン席ぎりぎりまで走ると、長い左手を伸ばして打球をキャッチ。そのままフェンスを越えてカメラマン席へと飛び込む形となったが、審判がカメラマン席までのぞきこんで、内川がしっかりとキャッチしていることを確認。右手を高く上げてアウトを宣告した。

　このファインプレーには、球場を埋め尽くしたホークスファンの大きな拍手が送られていた。