日米通算200勝にあと3勝としている広島の黒田博樹投手が8日、頸部神経根症と右肩痛で出場選手登録を外れた。41歳で迎えた今季ここまで7試合に登板して4勝1敗。7日のDeNA戦は自身に勝敗は付かなかったが、4回3失点で降板していた。
松原チーフトレーナーによると、いずれも慢性的なもの。頸部神経根症は米大リーグ、ドジャース時代の2009年に頭部に打球を受けたことが原因で、黒田は「長く付き合っているもので想定の範囲内。去年もそうだけど、右肩の状態も良くなかった」と説明し「感覚的には(先発を)1回飛ばして、次の登板に向けて準備したい」と最短での復帰を見据えた。