オリックス・福良監督 恩師が秘話披露

 オリックス・福良淳一監督は25日、宮崎県延岡市内で監督就任祝賀会に出席。270人の参加者を前に「延岡市に少しでも恩返しできるように頑張っていきたい」と抱負を語った。

 会の中では延岡工時代の恩師である松元泰宮崎県高野連事務局長があいさつ。

 「足、肩、打撃と県内ナンバーワンのショートでした。1番打者として活躍してくれた。センバツ大会には出られなかったけれど、秋の宮崎県大会で初優勝したのはよい思い出です。でも長距離走だけは遅かった」と懐かしんだ。

 また、高校卒業後、大分鉄道管理局に進むが、実はセレクションで落ちていたことも明かした。

 「卒業寸前に鉄道管理局からやっぱり来てほしいと連絡が入った。大学進学が決まっていたために淳一君もかなり悩んだと思いますが、社会人入りを決めました。あそこで決断していなければプロ野球の道はなかったかも知れません」と秘話を披露していた。

 福良監督はそののち、阪急にドラフト6位で入団することになる。

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