明石商サヨナラ勝ち 初のセンバツへ

代打でサヨナラとなる押し出し四球を選び、ガッツポーズを見せる明石商・神矢=皇子山球場
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 「秋季高校野球近畿大会・1回戦、明石商4-3福知山成美」(24日・皇子山球場)

 明石商(兵庫1位)が福知山成美(京都2位)をサヨナラで下し、初のセンバツ出場へ大きく前進した。

 序盤から打線が決め手を欠く苦しい展開だったが、エース・吉高荘投手(2年)をバックが堅いディフェンスでもり立てた。追いつかれても相手にリードを許さず、3-3で迎えた延長十一回、1死満塁から代打・神矢尋仁内野手(2年)が押し出し四球を選んだ。

 狭間監督は「選手1人、1人が本当に辛抱強くなったと思います」と選手の成長に目を細める。今夏の兵庫大会では決勝で滝川二に敗れ、惜しくも春夏通じて初の甲子園を逃した。新チームにはその悔しさを知るメンバーがエース・吉高をはじめ5人も残った。

 「明日は自分がしっかりと投げてセンバツを勝ち取りたい」と吉高。この日、延長十回で途中降板した悔しさを準々決勝の市和歌山戦にぶつける。

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