日本が先制!オコエが足で魅せた

日本対アメリカ 5回日本2死二塁、オコエ瑠偉は一塁内野安打で貴重な追加点を奪う=舞洲(撮影・山口 登)
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 「U-18W杯・1次ラウンドA組、日本3-0米国」(29日、舞洲)

 日本が先制。先発の佐藤世(仙台育英)が完封し、リードを守りきった。

 打線は米国先発の長身左腕・ギャレットに対し、0-0で迎えた五回。先頭の伊藤(中京大中京)が右前打で出塁。続く郡司(仙台育英)の犠打で1死二塁とし、8番に入った津田(浦和学院)が右前適時打を放った。

 続く船曳(天理)の打席で、一塁走者・津田がけん制球に誘い出されてアウト。2死走者なしから船曳が四球で出塁し、二盗を決めて、打席にはオコエ(関東一)。一塁前に高いバウンドのゴロを放つと、快足を飛ばして内野安打とした。この間に二塁走者・船曳が生還。2点目を挙げた。

 オコエはさらに二盗を決めてチャンスメーク。篠原(敦賀気比)が四球で歩いて2死一、二塁としてギャレットをKO。2番手のバトラーに対し、続く平沢(仙台育英)の打席で、二塁走者・オコエがけん制球に誘い出された。

 オコエは二、三塁間に挟まれたが、三塁手が二塁へ悪送球。カバーに入った右翼手もボールをジャッグルし、その間にオコエは一気にホームへ。際どいタイミングだったが、捕手のタッチをかいくぐり、3点目のホームへと滑り込んだ。

 平沢は三振に倒れたものの、日本はこの回計3点。このリードを佐藤世の好投で守りきった。

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