明徳義塾・馬淵監督、敦賀気比“口撃”

「全国高校野球・開会式リハーサル」(5日、甲子園)

 明徳義塾の馬淵史郎監督(59)が、初戦(第3日第2試合)で対戦する今春センバツ優勝の敦賀気比・東哲平監督(35)を“口撃”した。

 開会式リハーサル前に行われた両監督の対談。馬淵監督はまず「センバツで優勝したチームですから、まとまりがあるし力がある」と相手を持ち上げると、相撲にたとえて「うちは前頭の何枚目かで、気比さんは横綱」と表現。さらに「がっぷり四つに組んだら勝てん。まあ、肩すかしはありますよ」と“奇策”をほのめかした。

 隣りで恐縮する若き指揮官を横目に、馬淵節は止まらない。「ウチは甲子園に出ただけで十分。でも気比さんは春夏連覇のプレッシャーがあるやろね」とニヤリ。さらに明徳義塾が夏の甲子園初戦で無傷の16連勝中という話題になると「初戦は実力差が出にくい。松井(秀喜)もそうですけど、プロに行った選手がおるチームに何回か勝った。延長戦もけっこうあったけど、なぜかウチが勝ってるんです」と、初戦で強敵を倒した過去の事例を並べて東監督にプレッシャーをかけた。

 ともに常連校だが、甲子園では初対決。東監督は明徳義塾の印象を「毎年素晴らしいチームを作ってくる高校。県大会で劇的な勝ち方もしているし、粘り強いチーム」と話した。最後は馬淵監督が東監督に歩み寄り「ええ試合やろな」。2人の将はガッチリと握手を交わしていた。

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