関大・石田と立命大・桜井に日米注目
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「関西学生野球、関大3-2立命大」(2日、ほっと神戸)
関大・石田光宏投手(4年・近江)、立命大・桜井俊貴投手(4年・北須磨)とドラフト候補同士の投げ合いとなり、日米11球団のスカウトが詰めかけた。
序盤から白熱した投手戦となったが、五回に関大が相手のミスや四球に乗じて3点を奪い桜井を攻略。石田は「絶対に負けないという意識を持って投げた。すごく意識する相手です。最後まで引かずに真っすぐで押せた」と気迫を前面に押し出し、2失点で完投勝利を収めた。
五回途中で無念の降板となった桜井は、不運な失点が重なり「あそこで踏ん張らないと。もっと1球、1球大事に投げていかないといけない」。それでも直球の最速は149キロを計測し、巨人・益田スカウトは「ボールの力は十分、(プロでの)争いに入っていける」と評価していた。