大谷、ハプニング降板も開幕戦勝利

最後を締めた増井からウイニングボールを受け取る大谷(撮影・吉澤敬太)
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 「日本ハム5-2楽天」(27日、札幌ド)

 日本ハムは初の開幕先発投手となった大谷が六回途中に右ふくらはぎがつって降板も、5回2/3を3安打1失点で勝利投手となった。

 高卒3年目での開幕戦先発勝利。日本ハムでは2007年に開幕戦で先発したダルビッシュもなし得なかった。大谷はヒーローインタビューのお立ち台で「先に点を与えてしまいましたが、そこから抑えられて良かったです。どうしようもないピッチングだったんですが、うまく近藤さんがリードしてくれて回を重ね、何とかバックに助けられ、得点をしてもらいうれしかったです。(右ふくらはぎは)今は大丈夫です。初日に降板してしまい、中継ぎの方にフル稼働してもらいありがたいと思います。勝たせてもらいました」などと話した。

 日本ハムは1点を追う五回1死一、二塁から近藤の中前打に相手失策が絡んで逆転。谷口も右犠飛で続いた。

 1点差に詰め寄られた八回は中田の犠飛とレアードの適時打で2点を加えた。

 初の開幕スタメンマスクで大谷をリードし、打撃でも勝利に貢献した近藤は「緊張しましたが、翔平もいいボールが来ていたし、打線の援護でいい試合になって良かった」と話した。

 楽天は3年連続開幕戦先発の則本が6回3失点(自責0)で敗戦投手となった。

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